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はじめの一歩(84)
2008-06-22 Sun 23:16
はじめの一歩 84 (84) (少年マガジンコミックス)はじめの一歩 84 (84) (少年マガジンコミックス)
(2008/06/17)
森川 ジョージ

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宮田VSランディーの準備期間。
あまり進展のない84巻です。

スパーでKOされた板垣に対し、追い討ちをかけるような台詞を吐くサカグチ。
彼らの目標はリカルド・マルチネスということでしたが・・・。
宮田を眼中に無いと言われたことで一歩は激怒。

勢いでランディーとのスパーが成立しそうになりましたが・・・。
そこでサカグチが止めに入ります。
理由はごもっともでしたが、水を差したのも事実。

彼らはそのまま帰ってしまいます。
一歩も世界ランカーである以上、手の内は見せられないわけですが、
ランディーもただサカグチの手駒であるわけではないですね。


板垣に宮田戦の予想を問う面々でしたが、
スィッチヒッターへの対処に全員が答えを出せません。

宮田の劣勢を意識するところへ今井が到着。
彼はその宮田とスパーしてきたところでした。

サウスポーの選手と二人を同時に相手にして、
一発も被弾しなかったという宮田。
その報告を聞いてやたら嬉しそうな一歩でした。

再び叩きのめされた板垣と今井。
彼らを見て、かつて自分たちがリカルドや伊達に同じような目に合わされたことを思い出し、
一歩は彼らがさらに力を付けることを予感します。


帰り道にランディーの強さに思いをめぐらせる板垣。
ボクサータイプとは最悪の相性であり、さらに打ち合いの強さを持っていることを確信します。

板垣家に到着したところを両親が今井を食事に招きます。
今井のお坊ちゃま育ちに、妄想を巡らせるご両親。
そこへ一歩のときにもあったダジャレ攻撃。
引いている今井でしたが、一歩と同じように反撃に出てました。
何やってんだかなぁ。

帰宅する今井にA級トーナメントのことを話す板垣。
今井は地力を付けて一歩に挑戦するようです。
ここでまたしても板垣に悩みが・・・。
やはり一歩と板垣の戦いは実現してしまうんでしょうか。


ジムに顔を出した一歩と板垣の前に久しぶりに鷹村の姿が。
同時にスパーをやるようです。
しかも3人同時。
宮田に対抗したようですが、一発でも受けたら防衛戦、一発も受けなかったら階級を上げるという会長との約束だそうです。

お笑いのノリで、やはり被弾してしまう鷹村でしたが、
1Rで3人の日本ランカーを気絶させてしまうあたり、化け物じみています。

ここでもやはり、「焦る」という言葉が。
減量以上に彼を悩ませているものが、もしかしたらあるのかもしれません。
会長に早く6階級制覇を見せたいのが本音なのかもしれませんが。

鷹村の防衛戦のセミファイナルがついに宮田VSランディーのカード。
青木村の試合は本当に忘れられてしまいそうです。


一方で宮田のスパー。
相変わらず、1対2で続けているようですが、何発か被弾していました。
それでも2発のカウンターで沈める宮田。
今井はパンチを当てられるようになったものの、ダウンさせられています。

ランディー対策として続けられているこの練習ですが、
宮田の体力も相当に削られているようです。
元々、才能のある選手ではないという宮田父の言葉に絶句する今井。
いやほんと、才能無いわけないだろ。


鴨川ジムでぐだぐだのスパーが行われているなか、戻ってきた鷹村。
減量苦で機嫌が悪いです。

減量を続ける宮田に同情する一歩を、鷹村が一喝。
「おまえが言うな」
直接見ていた木村と違いますが、やはり鷹村は宮田の減量苦に気がついていました。
その選択をさせてしまった一歩の軽はずみな言葉に、
かなり珍しく本気で凹ませる言葉を淡々と続けます。
それでも「アイツが選んだ道だ」という言葉で締めるのが鷹村らしいです。


降りだした雪に色々な想像を巡らす一歩。
その中で宮田は走り続けていました。

宮田父とジムの方々はランディーのビデオで研究中。
ランディーのスタイルに改めて驚愕します。
フィニッシュ・ブロー的なものがなく、利き脚、軸足が無く、全てのパンチをジャブとストレートで使い分けることができます。
正面からの攻撃はほぼ食らわず、左右への移動に対しては左右に向きを変えることで対応。
軸足が無いために驚異的な速さで対応することが可能です。

よくこれと同じスタイルの相手に優位に進めたなぁ、宮田父。
ランディーの父親は世界戦で通用しなかったらしいですが、
これはこれでランディーの今の信念に繋がっていそうな話です。


宮田父はアッパーを強化することを提案。
攻撃のバリエーションの少なさが、さらに宮田の相性を悪くしているようでした。
そのための見本として適切なのは一歩なのですが、
さすがにそこは縁を切られた身。
自力で何とかしようと試みます。

その話を聞いた板垣から、一歩へ話が漏れますが・・・。
乗り気な一歩ではあっても、さすがにここは無理の話。

そこで板垣の中に浮かんだ人物とは・・・。

というわけで千堂武士の登場、というところで今巻は終わりです。


外伝に千堂の話が収録されているので、非常に展開がきになる終わり方となりました。
読みきりについては作者の解説がありますが、
千堂がボクシングを始める前、さらに中学生の時代の話です。
彼もまた一歩と同じように、強さとは何かを求めているということが伝わってくる内容でした。

ここらへんの外伝影響もあってか、本編での千堂の出番が増えてますね。
千堂は非常に好きなキャラなので、もうちょっと出てきて欲しいんだよな。

リカルド相手に噛ませにならないことを願ってます。


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